子供たち

この時期に二人いる子供たちの誕生日が続く。
それぞれ別に誕生日を祝い、誕生日の食事をとり、プレゼントを贈った。
そんな子供たちも成人し、家を離れた。
祖父母は今でも誕生日にお小遣いを贈る。
二十歳を過ぎているのだから、そんな気遣いは要らないと私からは言うのだが、これも楽しみの1つなのだと言う。
自分に当てはめれば、高専を卒業して働いているので、誕生日もお年玉も全て二十歳で終わっている。
さすがに誕生日の祝いでお金を贈ったりはしていないと思うのだが、実態はよく知らない。
学校を卒業するまで学費を払い、奨学金を貰わなくても良いように仕送りし、国民年金、保険ともに払っているのだから二十歳を過ぎてお年玉も要らないだろうと思うのだが、妻は考え方が違うようだ。
二人とも卒業し、家を離れ、今のところ戻る気も無さそうだ。
それはそれで構わない。
子供たちにとって負の資産になりそうな不動産の処分をいつするか、墓をどうするか。
エンディングノートは現役時代から考えないといけない。
いつまでも生きているわけではない。