そもそも、平安時代であれば側室がいるので、流行病で日本人の大多数が死に直面していたとかが無ければ、皇位継承者がいないなんてことにはなっていないのだけど、それは置いておいて。
皇位継承者2位の人の娘が想い人にゾッコンだとしたら、その娘を窮地に落として皇位継承者が手を差し伸べざるを得ない状況にして、その一族を皇位継承の位置から遠ざけることなど、簡単なことだ。
そうなれば、男系天皇などありえない事態になり、天皇の娘の夫が皇族とまでならなくても、院政を敷くことはできてしまうだろう。
かつての藤原家が皇族に対して強大な影響力を持ったのと同じことが現代でも起きてしまう。
例えば、愛子さまが日本国籍ではあるが、日本民族ではない方と成婚されたらどうなるのだろうとか、もはや皇位継承は何でもありの時代に突入するかも知れない。
日本人は、日本民族以外の天皇家であっても容認するのかとか、皇族が一般人との距離を狭くすることで、犯罪に巻き込まれたり、犯罪者になることもあるが、容認するのかとか、あまりにもバカバカしい事態を想定しなければいけなくなる。
天皇家なんて辞めてしまいたいと考える、若年皇族を育ててしまった代償は、皇族にとっても国民にとっても大きい。
平安時代とかなら、とっくに豪族の誰かに食い物にされているだろうなと思った話。