作業と仕事

具体的に何をするかの指示があって、それを実行するのは作業。
仕事は到達目標の指示に対して、具体的な作業に落とし込んで実行する。
勘違いしてほしくないのは、作業は機械的に言われた事をやるものだとは考えてはいけない。
同じことをやるにしても、工夫次第で作業効率は良くも悪くもなる。
いくつかの作業を繋げて仕事としての目的を果たすのだから、それを実施する人はどこまでのことを理解していれば良いのだろうかと思うかも知れない。
答えは簡単。
基本的には前後の工程が分かっていればいい。
今の工程の作業のアウトプットが次の工程のインプットになる。
今の工程のインプットは前の工程のアウトプットで決まってくる
自分が携わる業務と自分自身に求められる役割は、管理職の人が考えること。
それに対して、自分がやるべきことの前後の工程を理解する。
変化するパラメータ、要素がどのように与えられるのか、前工程のインプットをそのまま使えるのか、次工程を考えて自身が決定するのか、その決定手法はノウハウとして決まったものなのか。
このことをキチンと説明せずに、考えて仕事をしなさいとか言う人が結果だけを求めていることがあるが、それこそあなたが考えて仕事をしていないのだと言いたい。