サツマイモを収穫した。
今年の積算温度は3200度。
苗の数は20だ。
いつもよりも高い畝にしてみた。
雑草の勢いが強くて、蔓はそれほど伸びていない。
蔓ボケするよりはいいだろうと、追肥もしなければ、除草もほとんどやらなかった。
雨の降る天気は芋類の収穫にはむかないのだが、時折小雨の降る中収穫した。
蔓を株元で刈りとって、マルチを外す。
蔓を引っ張ればそれこそ芋づる式に収穫できるわけではない。
砂地のサラサラした畑ならばそうなるかも知れないが、そうはいかない。
株元から少し離した場所に剣スコを入れて土を緩める。
手で土を崩して、芋を半分ほど露出させてから、芋を土中から取り出す。
無理に抜こうとすると、芋が途中で折れたりするので、ここは慎重に行う。
地上の蔓の根元部分は邪魔なので、引っこ抜くと、小ぶりの芋が付いてくる。
こういうやつは、手で根から切り離す。
収穫を進めると、サツマイモの匂いがしてくる。
独特の香りで、芋けんぴの匂いと言えば良いだろう。
収穫してから1ヶ月ほど寝かしてやればデンプンが糖に変わり、甘みが増す。
妻の実家の車庫に紙の米袋を広げて、その上で乾燥させる。
今回は雨で少し濡れたので、この工程は重要だ。
表面が乾燥すれば、少し土が付いたままダンボールにしまっていく。
サツマイモは低温になると腐るので、ダンボールに入れたら我が家では冷蔵庫の上に置くことにしている。
ここならば、真冬でも少しは暖かいので腐る心配はない。