カワハギ第一弾

天候に恵まれた日、2021年のカワハギ第一弾を釣りに行った。
釣りの島田の渡船だが、変わった。
去年までは小型クルーザーだったが、変わった。
大きめの曳船に20馬力ほどの船外機を載せて、釣り人を多く運ぶために、曳船は横にもう一艘つけたものになっていた。
まぁそんなことはいい。
今回のカセは岸から3列目の牡蠣ロープに結ばれたもの。
餌が溶けるまで、朝飯。
今年は業務スーパーの冷凍剥きアサリ。
ボイルしたエビにアオイソメ。
気温が低いので、海水温度がかなり高く感じるが、クーラーボックスに板氷とペットボトルに水を入れて凍らせたものにバッカンで2杯ほど海水を入れる。
凍った餌が溶けるまではしばらくかかる。
朝飯を食べて、タックルをセット。
まずは去年までと同じ、上は流線型13号で下がキス針。
半解凍のアサリとアオイソメを付けて、妻にレクチャー。
ボトムまで落とす。
実は一投目はかなりアツい。
すれていない、1番デカいやつがまず食ってくる。
しかし、そこまでわかりやすいパターンは出ない。
さそい方も教えて、餌が無くなることを実体験。
今年もカワハギはいる。
アサリもイソメもすっかり取られて無くなった。周りのカセでも釣れている様子。
自分も準備して開始。
エサが取られて、こちらも空振り。
妻も2回目の投入で初物を釣り上げた。
サイズは残念ながらワッペンサイズ。
血抜きの方法を教えて、水を張ったバッカンに入れる。
自分も何度目かで釣り上げたが、今年はサイズが小さい。
心なしか、ボトムまでに到達する時間が速い。
水深が浅いようだ。
朝に牡蠣の水揚げ船が牡蠣を取っていたのも気になる。
それでもポツポツ拾い釣りが1時間ほど続く。
アタリも遠くなり、餌が針に残るようになる。
ここで秘密兵器の簡易魚探を投入。
水深は正確だとのことで、その値にガッカリ。
12メートルほどしかない。
魚はいるようだが、口を使わない。
そのうちに、餌が全く食われなくなった。
やることもないので、釣り上げて血抜きしたカワハギの腸を抜く。
キッチンハサミで腹を少し切り、お腹を押すと腸が出てくるのでそれを手で引っ張り出すとキンキンに冷えたクーラーボックスの海水に入れる。
アオイソメの代わりにボイルした剥きエビを切ったものを付けるがこちらは全くダメ。
結局、二人で13枚。
午後2時に上がった。
一週間後にリベンジだ。