カワハギ釣り場下処理

カワハギは捌くと臭いが強烈だ。
これは持ち帰って捌いたことなある人でないとわからないが、磯臭さがすごい。
まな板の上で捌くと、身にも臭いが染み付いてしまう。
ネットで調べると、これは腸の内容物が臭っているたのこと。
悪食のカワハギは消化器官が発達して、消化中のものがひどく臭うということか。
釣り場で血抜きと腸抜きしてくれば、大幅に臭いがなくなるようだ。
なので、今回は腸抜きもやってきた。
やり方は簡単。
キッチンハサミでお腹の肛門に近いところに切り込みを入れる。
この時に腹膜も穴を開けること。
そしたら、お腹をエラ側から押してやればいい。
ムニュと腸が出るので、あとは手で引っ張り出す。
お腹を強く押しすぎると、肝まで出てしまうので注意。
完全に全部出たかどうかはわからないが、これでオシマイ。
家で捌いたときも、臭いは激減。
身へのニオイ移りも無いので、美味しく刺し身で食べた。
刺し身にできたのは1尾だけだったので、残りは干物にした。
皮をはいで、酒塩に1時間ほど漬けたら、一夜干しにして半乾きで1尾ずつラップに包んで、冷凍保存。
これは絶品。