レンタルサーバーのサイト

開業してからずっと契約しているさくらインターネットのレンタルサーバー。
価格も安く、とにかくお手軽。
サイトの作成も、ホームページビルダーで作ったものから始まり、cmsにしてからも、いくつかの種類を試してきた。
cmsに関しては、phpのバージョンだったり、rdbmsのバージョンだったり、webサーバのバージョンだったりに影響を受けてしまう。
vpsであれば、自分でモジュールのバージョンアップも管理できるので、セキュリティに大きな問題がなければ、動作環境を維持したまま運用ができる。
レンタルサーバーの場合、アプリのインストールサービスを提供していないものだと、自分でインストール資材をアップロードしてインストールしなければいけない。
このブログを動かしているのはvps上に構築しているmodx evolution。
とにかく動作が速い。
たいしたアクセス数も無いので、webサーバはapacheでも構わないのだが、とにかく速くとなるとnginxにしている。
レンサバの方は環境のアップデートがいつ行われるかわからないし、勝手にインストールしているので動かなくなるリスクは利用者が負うことになる。
自宅作業用のノートパソコンをwindows11にして、edgeでのサイト表示を確認したところ、webのサブフォルダにインストールしたMODXが動作しなくなっていた。
ルートのMODXとサブフォルダにインストールしたレンサバ提供のWordPressは問題なく動作している。
サブフォルダのMODXはスニペットで曜日判定して表示を変更したり、レスポンシブデザインのテンプレートを使っていたりするのだが、こんなこともできますよ程度のサイトだったので、内容の更新は全くしていなかった。
それが表示できなくなっていたので、どうするものかと思ったわけだ。
さくらのレンサバはcmsとしてWordPressとconcrete5がサポートされている。
conctete5はvpsにもセットアップは試みたが、nginx環境でのインストールがうまくいかず、諦めていた。
concrete5はサイトデザインがドラッグアンドドロップで編集できるなど、レイアウトにこだわる利用者には運用が楽そうなcmsで興味があった。
さくらのレンサバは所詮レンサバなので、サーバイメージのバックアップデータを作ろこともできないし、メールサーバとしての役にしかたっていない。
そのメールもwebサイトに適用できるlet’s encryptの証明書と連携していないのかthundetbirdをメールクライアントで利用すると、アンチウイルスソフトも含めて証明書エラーが表示される。
とにかくイチイチ面倒くさい。
いずれは、vpsにマルチドメインでの運用統一とするつもりではいるのだが、vps側のメールアカウントがレンサバのアカウントと同じ名前だったりするので、それぞれを別のアカウントとして扱うにはメールサービスをサブドメイン対応にしてやるなどの設定変更が必要になる。
かつて主流だったpopならば、サーバ側にメールが残らないので、このあたりの設定を変えても気にならないのだが、imapになるとデータがサーバサイドに保持されているので、アーカイブ保存しているメールデータなどが消えてしまう可能性もある。
脱線してしまったが、本来のメインサイトはconcrete5での運用に移行中。