スキージャンプ競技

小林陵侑選手がノーマルヒルで金メダルを獲得した。
日本選手団としてのメダル第一号は、男子モーグル。
確か前回の冬季オリンピックでも最初のメダルは男子モーグルだった。
開催地の北京との時差は1時間なので、平日の日中の競技は観戦できない。
今大会でも数多くのメダル候補がいるが、プレッシャーに負けることなく大会を楽しんで欲しいですね。
ところで、ジャンプ競技は体重によるレギュレーションがあるのか?
体重が重ければ、ジャンプ台からの射出速度が速くなるが、空気抵抗を利用して飛距離を伸ばすには明らかに不利。
調べてみたところ、肥満度を測るBMIの2乗に対して板の長さの最大長が決まるらしい。
風によるポイントの増減もあるし、体格により有利不利が生じにくいようにもなっているようだ。
かつて、日本人がジャンプ競技に強くなりすぎてノルディックなどでもルール変更が行われた経緯がある。
ラージヒル、団体とジャンプ競技はまだまだ続く。
そんな中で、今大会からのスキージャンプ混合団体で、スキースーツの違反が大量に発生した。
具体的な違反事項が何なのか、全てのケースで同一なのかわからないが、サイズが大きいものは、浮力を強くなるためにダメらしい。
プレッシャーのかかる中で、体重変化もあるだろう。
個人戦の時と同じサイズのスーツで失格となれば、選手にもスタッフにもそれこそ予想外の判定だろう。
NHKで中継を見ているが、その中で繰り返されるアナウンスが非常に不愉快だった。
メダルを期待された何々という選手は4位に終わりました。
メダルを期待するのは勝手だが、取れなかったことをことさらに言い続けることは、最低のことだ。
じゃあ、メダルを期待されていなかった何々選手がメダルを獲得しましたとも言えるのか?
オリンピックに出たくないという選手が増えることに繋がらなければと危惧してしまう。