日経系のニュース記事には何だかオドロオドロシイタイトルとなっているが、何でそんなタイトルなのかというと、グループ再編して作った企業を富士通本体に合併しようという動きが、方針の失敗だと書きたいわけだ。
失敗のない体制変更は理想だ。
では、体制の維持はどうだろうか。
体制維持していたことにより、企業が失敗したことをさらけ出すときは企業の存続ができなくなった時だろう。
体制の見直しを外部から求められると言うことは、経営陣が舞台から降ろされるということだ。
体力のある企業だからできることだと言ってしまうと身も蓋もない。
だが、体制の見直しによる成功体験をグループ社員の大多数が共有できないと、経営方針に懐疑的になってしまう。
こちらも巨大グループである日立グループは体制内での企業の切った張ったが多い。
利益を産んでいたとしても、高く売却できるならグループから切り捨てる。
本業での利益追求だけではなく、投資での利益も重要なことは間違いではないだろうが、マネーゲームに食われるくらいならば株式公開しないでおこうとする技術集団がいつか出てくる気もする。