維新の会代表発言

第2自民としてという発言。
当人は二大政党制を意識しての発言とのことだが、普通にこれだけ聞けば自民党の補完勢力として、現在の公明党のポジションになりたいと捕らえられても仕方が無い。
維新の会が躍進しているのは、維新の会の政策に賛同してと言うよりは、一定数存在する与党への反対派の受け口として票を得ただけだと感じている。
もしも、かつての民主党政権が東日本大震災のときに間違った対応をしていなければ、それこそ二大政党制が成立したかも知れない。
菅首相が東電本社に乗り込み、理系大出身であるからと余計なことをせずに経済政策をキチンと進めることができていれば、その後のカメルーンの笛吹のようなアベノミクスなどという、実態のない三本の矢で日本のさらなる停滞を産むことも無かったかもしれない。
共産党は無くなれば良い発言。
確かに公安から危険団体として指定されていて、監視対象であることは事実だろう。
夢のような実現しないことをやろうとしている政党など無くなれと言うことなのか?
では、政治家として仮に日本のトップになることがあったとしたら。
共産党を無くすのだろうか?
同じ理屈で、ロシアや中国など無くなれば良いと発言し、世界から排除しようとするのか?
そんなことは日本の力ではできないだろうからやるわけはないが、もしもそれだけの国力を日本が持つことができたら、実行しそうで怖い。
弱いものは叩いて、強いものには迎合する。
そんな人となりだと感じたのは考えすぎなのだろうか。
日本を含めて世界のほとんどの国の政治はネジの遊び部分だけをキコキコとひねるだけのようなものだ。