核兵器禁止条約

問題です。
日本は核兵器禁止条約の締約しているでしょうか?
答は、ノー。締約していませんし、現存するどこの党が政権を取ったとしても、締約はしないでしょう。
え?共産党なら締約するんじゃないの?と思う方もいらっしゃるでしょうが、それはおそらく無いでしょう。
共産国の殆どが、核兵器を保有しているのですから、かの国々と連携する可能性が否めない共産党が政権を維持するためにさまざまな理由をつけて、核兵器禁止条約に締約することは無いでしょうし、むしろ核兵器を保有することを是とする可能性もあります。
8/6は広島に原爆が投下され、8/9には長崎に原爆が投下されています。
何故2発の原爆が投下されたのでしょう。
2つの爆弾は原子爆弾であっても、作り方の異なるタイプ。
原子爆弾をこれから量産するならば、どちらのタイプがより兵器としての価値があるのかを見極める必要があったからだと考える人がいても不思議ではありません。
東京大空襲を受けてから、日本は終戦の方向性を模索しており、一刻もはやい終戦を望んでいたとされます。
爆撃機に対して防空能力の無い日本本土は、爆撃機の発着拠点を奪われた時点で国土全てを焦土とされる可能性があったのです。
この状態で敗戦は確定しているのですから、敗戦後の復興を考えれば、速やかに敗戦を受け入れるようにしていたはずです。
ですが、それはならずに日本は核兵器の人体実験を敢行されてしまいました。
このことは、悲劇以外の何ものでもないですが、同時に敗戦国が文句を言えずに受け入れる以外の選択が無い
事実だと思います。
仮に、日本が先に核兵器を保有して、米国本土全土への空爆が可能な航空基地を有しており、米国本土の防空能力が失われていたなら、日本が核兵器を使用しなかったとは到底考えられません。立場が変われば、正義は変わります。
日本が戦勝国となっていたならばのifがあったなら、核兵器禁止条約に締約しろという国民は果たしていたのでしようか?