バックラッシュしにくい糸巻き量

スプールへの糸巻き量とバックラッシュの関連性については、先日身をもって体験した。
よく言われる、スプールエッジから1-1.2ミリまで糸を巻いておくのが、リール性能を最大限活かせるというのは本当のことなのだろうか。
正直なところ今まではスプールエッジから3ミリほどまでしか糸を巻いていなかった。
ベイトタックルに詳しい人から見れば、カッコ悪い使い方と言えるかも知れない。
だが、この糸巻き量でラインキャパが足りないような釣りはしたことがないし、これからも多分ないだろう。
PEにしてからは、このくらいでも100メートル位は糸が巻かれている状態だ。
残念なことに、ベイトタックルで100メートルを超えるキャスティングができるようになるとは考えていない。
自分が楽しむ釣りでは100メートル先の魚を獲ろうなど考えない。
仮に40メートルしか飛ばせないなら、その距離内にいる魚を釣れば良い。
糸巻き量を増やしてみようと思ったのは、飛距離が伸びるかなと考えたからだ。
結局バックラッシュが増えるので、ブレーキを強めにしなければいけないし、着水後のバックラッシュも警戒するので、どうしても早めのサミングをしてしまう。
少なめの糸巻き量のときと、飛距離は変わらないなというのが、正直な感想だ。
12lbラインが100メートル巻けるリールならば国内メーカーの1号PEで100メートルから150メートルを下糸無しで巻いておくのが自分のスタイルにはあった形かも知れない。
国内メーカーのPEと書いたのは、ダイソーPEも含めて海外製のものは同じ号数でも国内メーカーのものよりも太いからなのは、釣りをする人ならば周知の事実だろう。
国内メーカーの0.8号のラインを巻いて、バックラッシュすると、糸の細さを強く感じる。
バックラッシュを解消する時に絡んでいる箇所を爪で引っ張り出すことが多いけど、こんなことをすると傷に弱いPEは大丈夫なのかなと思ってしまう。
要はバックラッシュさせずに使うことが最重要となる。