水がなきゃ植物だって人だって

2023年の暑さは容赦ない。
しかし、それよりも深刻なのは雨が降らないこと。
あまり熱のこもっていない家庭菜園だけど、週に一度は様子を見に行く。
雑草は強い。
とはいえ、今年は少し勢いがない。
野菜や果樹は全く元気が無い。
イチジクは肥大しないし、ついに赤系キウイは萎びてしまった。
ヘイワードはまだ頑張っているが、これもダメかも知れない。
こうなると、やる気が下がった状態から盛り返すことは無いかも知れない。
そもそも、畑に水道水を撒くのは何か間違っている気がしている。
プランター栽培だとか、植え付けの時とかは許せるのだけど、それ以降の水やりに水道水を使うのは抵抗がある。
それでも、野菜が枯死してしまうのも嫌なので、週に一度ホースで散水してきたが、雨が全く降らない酷暑日の連続なのだから、まさに焼石に水。
江戸時代とかに、畑や田への水の供給で命を奪い合うというのは理解できる気がする。
自分はあくまで趣味だが、農民たちは死活問題で、収穫が無ければ餓死者が大勢出てしまうのだから、雨乞いで人身御供を出すのも大真面目なことだったのだろう。