福島原発処理水放出

2023年8月24日に福島原発処理水の海洋放出が実施される。
海外では中国とロシアが処理水放出に反対している。
なぜだか韓国は反対していない。
反対の立場をとっているのが、社会主義、共産主義国家だけだというのが、気味が悪い。
もちろん、地元の漁業関係者は反対の立場なのだが、物理的距離のある富山にまでその声はあまり聞こえてこない。
政府としては歩み寄りがあったと言っているが、具体的にどのような被害補償がされるのかわからない。
処理水には放射性物質のトリチウムが含まれる。
トリチウムは水分子と結合するため、自然界にも存在する。
今回の放出ではタンクに保存された処理水に含まれるトリチウムを国の定める安全基準値以下まで海水で希釈して、沖合1キロまで伸ばしたパイプの先から放出する。
安全性の問題は正直なところ全く分からない。
1キロ沖合であれば安全なのかすらも不明だ。
ただ、この放出を行わなければタンクが足りなくなり、処理水は保存できなくなる。
デブリ除去作業を行うための作業スペースの確保も必要なのだから、放出後のタンクを速やかに除去する必要がある。
野党はこれを批判しているが、代替案など持ち合わせていない。
漁業関係者の完全な同意を得られることなど絶対に無理な話なので、どうしようどうしようとしているうちに、タンクが不足して結果的に放出することになる。
風評被害だというが、それは本当に安全なのか?