高岡市の市長を含む米国訪問団がビジネスクラスを利用することに対して、規定に従っているので問題はないというのが、当人の見解だ。
これに対し、富山市長と砺波市長が見解を述べた。
富山市長は自らもビジネスクラスを利用した事実があり、富山市の規定に基づいているため問題なく、経費よりも結果を残すことが重要であり、自分自身の海外出張は成果があったと新聞社の取材に答えている。
一方の砺波市長は自らの海外出張時にビジネスクラスを利用したが、差額は自費負担したと答えている。
個人的には、ビジネスクラスの利用が高岡市の規定に従っているならば、その規定を見直すべきだと考えるし、経費の増加に対して成果を出すのであれば、定量的な成果の差を示して欲しい。
何れにしても、出張時の飛行機利用に関する規定がどのようになっているのか、きっちり示したうえで今回の訪問に、かかる費用が正統なものであると説明してほしい。
仮にビジネスクラスの利用に問題が無いとして、帰路はどうなのだろう?
帰国後すぐに公務にあたるのか不透明だ。
議長に関しては、当初は訪問団の一員となることに対して反対意見が半数以上だったと聞く。
議長が自らの権限で訪問することを決めたのならば、これは市長のそれよりも重大な問題だ。
予定調和で議会運営するのは寒気を覚える。