地元を見限るわけじゃないけど

市民の声を無視した高岡市長と市議会議長の行動に、抗議や苦情メールが高岡市に届いている。
ネット民たちからも辛辣な批判がヤフーの掲示場に書き込まれている。
市政運営を監視するはずの市議会も一部の野党議員がビジネスクラスの利用に反対しただけで、自分達の代表である議長にさえもビジネスクラスの利用を認めている。
どう考えても市の発展に寄与する貢献度が格段に上がるわけがない経費の無駄遣いなのだが、税金の使い道など市民には理解できないだろうと考えていると非難されてもおかしくない事態だ。
共産党の市議は全員落選してしまったが、こんな時こそ市政運営を非難すべきなのに、そんな様子は窺えない。
唯一戦争に反対していた政党などと言っているが、当時も政権を恐れて小声で反対していたのだろうか。
社民党の市議だけが、後からビジネスクラス利用を非難していたようだが、結果的に議会で訪米に賛成してしまっているために、今更強くは言えないのだろうか。
みんなが選挙に行かなければ政治は変わらないというが、一票を投じるに値する議員がいないのだとしたら、議員の成りてがいない問題というのは、まさに深刻な事態なのかもしれない。
振り返れば、超長期政権だった市長時代には100万円渡せば市役所に勤められるという噂がまことしやかに流れていた。
ことの真偽はわからないが、当時の高岡市役所職員は多すぎるとの批判が多かった。
その後は、官僚天下りの市長、親が国会議員で国会進出の足掛かりにした市長らが歴任。
まさに、自民党の養分。
今のビジネスクラス市長は、市の公務員候補に嫌気をさした市民が、コロナ下で存在感をアピールした他の自治体の若き市長の活躍に夢を重ねて当選させた市長だったはずだったのだけど。
こんな街から出ていった多くの若者たちには帰って来ないほうが良いよと言いたくなる。