喉元過ぎた

ビジネスクラス利用に関して、新しい事実もなければ訪米成果に関する正式なレポートもないので、すっかり世の中はこのことを話題にしなくなった。
人の噂も75日というが、さすが現代。
1月ももたずに、話題から消えてしまった感じだ。
レポートの公開も議会報告にするのならば、定例市議会は12月に開催されるので、そこでヒッソリと文句も言われず終わるのは目に見えている。
さらに、それが市民と市政という広報誌に載るのは早くても1月号。
9月の定例市議会の議会便りが11月に紙媒体で市民に届いているのだから、来年の1月の広報ではまさに終わったことになってしまっている。
ヤフー掲示板では、1番悪いのはこんな市長を選んだ市民であり、リコールもしないのだから民度が低いのだと言う人までいる。
これはかなり厳しい意見だ。
民度が低いというのは教育レベルが低く、モラルや一般的な常識の欠如があるという意味なので、まともな教育を受けた市民がとても少い市ということになる。
市民にしても、ひとりあたりの負担がそれほど大きくないと感じているだろうし、この訪米のためにゴミ袋を倍の価格にするとかそんなこともないので、人に尋ねられればケシカランと言うが、他に市長に相応しい人もいないのでまぁ良しとする人が大半。
そんな市民をうまくあしらうのはとても簡単なことなのだろうな。
こんな市民は民度が却って高いのじゃない?
高岡市が財政破綻しないようにするのは、市民の力だと思っているからに違いない。
少しくらい役人が無駄金を、使っても気にしないのさ。
私は違うけどね。