Amazonで砥石セットをボチった。
国産メーカでこれだけ揃えると、ん万円。
中国産だと3000円チョイ。
ずっと使ってきたダイヤモンド砥石の番手が3000番だったので研ぎの途中で確認するためのマクレが道理で出にくいわけだ。
そもそも、出刃の研ぎ方が間違っていた。
出刃は片刃でオモテ側は刃に向けて傾斜があり、ウラ側はフラット。
出刃を両刃の研ぎ方で研いでいた。
両刃だと、包丁の両面を角度をつけて研ぐ。
片刃の場合はオモテを傾斜どおりに研いで、出たマクレを裏側から取る感じ。
その後、糸刃を付けるためにオモテを少し角度を付けて研ぐ。
これは、傾斜に合わせて研いだだけだと、刃の部分が薄くなり、魚の骨を断ち切る時に刃が欠けやすいため、刃の部分だけ、角度を落として厚くするためだそうだ。
間違って研いだせいで、傾斜に合わせて研いでもマクレがなかなか出ない。
力任せに研いでみても、ダメ。
ボロボロのケースを見て、番手が大きいことが判明したわけだ。
購入した製品は、砥石に記載された番手が怪しいとのレビューが多い。
仕上げ用に6000番手まで付属するが、反対側の2000番よりも粗いという声もある。
逆ならそれはそれで構わないが、仕上げ用の6000番だと言える粗さなのかが問題。
包丁を研ぐのが趣味なわけでなく、切れ味の復活が目的なので、仕上げ研ぎまでは今のところ求めていないので、中研ぎと粗研ぎの両方さえあれば良い。
仕上げ研ぎが必要だと思えば、国産の仕上げ研ぎの砥石を単品購入すれば良い。
砥石より、付属の台と面直し砥石が嬉しい。