gmailが厳しくなる

gmailが厳しくなり、gmailへのメール送信数が1日あたり5000未満ならば、spfかdkimがパスしていないメールはgmailには届かなくなる。
5000を超える場合は、spfとdkimがパスしていてなおかつ、dmarcにも対応する必要がある。
日経クロステックからのメールマガジンに記載されていたが、ITが危ないという見出しには、一体どういう意図のタイトルなのかライターの真意をはかりかねた。
認証されていないメールが大量にインターネット上で流れていることをITが危ないと称してつけられたタイトルなのか、メール送信事業者のメール到着率が下がるからつけたタイトルなのかが解らない。
フィッシングメールなどの詐欺メールによる被害がゼロになることは無いかも知れないが、詐欺集団により大量のデータが流されている今のインターネット回線の帯域がいつまでも無制限に使えるとでも思っているのなら、このライターはとても非常識だと考える。
このようなタイトルで記事を書くことで、不安になったメール配信事業者だけではない多くの企業に対してのビジネスチャンス到来と考えているのだろうか。
だが、現在のところ詐欺メールであったとしても、乗っ取られたアカウントのドメインがdkimをパスしているケースを確認している。
むしろITが危ないとするならば、乗っ取られたアカウントが犯罪に使われることの方だと思うのだが。
メールなどという通信手段がいつまでも使われ続けるのか。
安全なビジネス通信手段がそろそろ生まれても良い頃合いなのだけれど。