米国の能登半島地震支援

1/17に米軍の能登半島地震への災害支援が始まった。
何故、こんなに遅い開始なのか。
理由は明確だ。
米国は自国軍の安全を最優先にするから、大規模な余震発生確率が高い間に米国軍が投入されるわけがない。
行われたことは、小松基地から能登空港へのヘリでの物資輸送。
能登空港から、被災地への物資輸送は日本が対応しなければならない。
そんなことは、自衛隊が保持している同じ型式の輸送ヘリでも十分に実施可能な支援だ。
物資輸送は果たして救助活動なのか。
何故自衛隊は自分達がやれることを、やらなかったのか。
穿った見方をすれば、米軍のための仕事を残しておいたのだ。
もちろん、救援物資の不足で大勢の二次被害が出てしまってはかなりまずいので、それなりの物資は送るだろう。
だが、潤沢な物資輸送は米国のために残しておかないといけない。
もしも、台湾の総統選挙が昨年末に済んでいて、与党の総統が選ばれていたならば日本はもしかすると台湾の支援を受け入れることにしていたかも知れない。
日本が恐れたのは、台湾の総統が野党から選ばれた時にその国からの支援を受けることは、中国からの支援を受け入れることになり、米国の虎の尾を踏むことになるからではないのか?
大昔から日本の為政者は国民よりも自分たちの立場を重視する。