どんな鯵がうまいのか

こんなタイトルだが、鯵に一家言あるわけでもなきし、鯵釣り名人というわけでもない。
ただ単純に2023年の10月に能登島で鯵を釣ってから鯵のサビキ釣りにハマりそうなだけの釣りオヤジである。
よく、魚は大型になると大味になって美味くないという。
きっと鯵もそうなのかと思っているのだが、美味くなくなるサイズとは一体どのくらいからだろう。
30センチの鯵は刺身はもちろん、アジフライも抜群に美味い。
ところが、鯵に関してはサイズに関係無く美味いという記事を読んだ。
だが、小さいサイズの鯵で作ったアジフライよりも肉厚のアジフライのほえが絶対に美味い。
これは単純に身自体の味というよりは、フライにしたときの衣と身のバランスが小鯵よりも肉厚大ぶりの鯵の方が絶対に美味いのだ。
やはり魚はそのサイズによって食べ方を選んでこそ、その美味しさに納得できると思う。
また、魚介類はそれが餌として食べているものや生息域の環境でそれ自体の味が大きく変化する。
匂いのきつい海域に居着く魚はその身が臭くなる。
食べている餌も栄養価の高いものを食べていれば脂ののりも良くなる。
地元の魚が一番美味いとはよく聞く話だが、最高の状態で調理された魚を食べ比べないと、本当に美味い魚などわかるはずもないと思うのだ。