SHIMANOのDC搭載のベイトリールとして、SLX DC XTを持っている。
SHIMANOのDCベイトリールランク的には、スコーピオンの少し下位のモデル。
自分の持つベイトリールの中で、トラブルが一番少なくて、飛距離もそこそこというリールなので、妻がこのリールを使うことにしている。
これは2022年のモデルでよく似たモデルとしてSLX DCがあったが、こちらのDCブレーキはi-DC4で、持っているSLX DC XTの方はi-DC5。
シマノの中で最高レベルのDCはアンタレスに搭載された8x4DC。
アンタレスは海のちょい投げ釣りに使うようなリールではない。
昨年発売されたDAIWAのソルティストというベイトリールを購入したが、ベースはタトゥーラで、正直なところ密巻きとなるレベルワインダーかどうかだけの違いにしか思えない。
タトゥーラも持っているが、自分の使用する範囲ではDAIWAのベイトリールとしてはバスXで充分じゃないかという気持ちが強い。
昨年買ったソルティストにはかなり大きな期待があったのだが、このリールでロッドを振り抜くという謳い文句は信じがたいところがある。
SHIMANOで同じi-DC5搭載リールで何か良いものがないかと探していた。
21スコーピオンのDCと15メタニウムのDCを比較している動画を見た。
発売時期ですでに6年の差があるのだから、スコーピオンの圧勝だろうと見ていたが、どうもそうではないらしい。
しかも比べていたのはスコーピオンが新品なのに対して、メタニウムはタックルベリーで買った中古。
もしもスコーピオンを買うとすれば勿論新品なので購入価格は28000円ほどか。
15メタニウムdcなら中古で程度の良いものを探せば同じ位の金額で手に入る可能性もある。
探してみると、ヤフーフリマで淡水での3回程度の使用のものが24000円で売られている。
いつ購入したものかはわからないが、淡水のみでの3回ほどの使用ならば、掃除してグリスアップすればかなり良い状態で使うことが可能と考え、即購入。
実物が到着。
3回ほどの淡水利用という割には、小傷がある。
ハンドルを回しても異音はなさそうなので、とりあえずは良しとする。
モデルとしては15メタニウムDCの前期モデル。
最後に使ったのが一体いつなのかわからないほどに、レベルワインダーのグリスはカラカラ。
なるほど、使用回数が3回ほどというのは、覚えていないくらいに最後に使ったのが昔のようらしい。
スプールのラインも販売前に急遽外した感のあるスプールの汚れ具合である。
スプールをフリーにして指で弾いても軽快に回転するとは言い難い。
ハンドルの回転については、これがマイクロモジュールギアかと納得するような、いわゆるヌメっとした巻き心地。
オイルとグリスアップでどこまで新品の回転に近付くか。
今年の開幕が楽しみだ。