家庭でも可能な太陽光発電や、風力発電、波力発電、地熱発電などの再生可能エネルギー発電を進めようとする動きは確かにあり、そのための負担金が毎月電力会社からの利用料に加算されている。
二酸化炭素問題は確かに重大な危険性をはらんでいるので、二酸化炭素を多く排出する火力発電は減らすべきだろう。
クリーンエネルギーと触れ込んで設置を進めた電子力発電は安全性に問題があることが露呈している。
どんなに安全基準を高めようが、その基準を越える事態が発生する可能性はゼロにはならない。
日本の海上に風力発電設備を設けるプロジェクトがある。
海上であれば風を遮るものはないので、効率良く発電できるというわけだ。
個人的見解だが、風力発電には2つの懸念というか、疑問がある。
ひとつ目は、寿命と設置にかかる二酸化炭素排出量。
巨大な設備を作るためには必ず二酸化炭素の排出が伴っている。
風力発電設備の寿命は40年。
40年の発電量を二酸化炭素削減量に換算してその削減効果を評価することになるが、削減したとする二酸化炭素はどうやって発電したものと比較するか。
風力発電設備を設置することで、火力発電所を廃棄していったのならば、二酸化炭素の排出量を火力発電所が出していたものとして、計上するのは納得できる。
もしくは、火力発電所の稼働が下がったのならばそれによる削減を計上するならば良いが、果たしてそうなるのだろうか。
消費される電力量が減少することは、当分は無いだろう。
当分というのは、日本の人口が8000万人ほどになれば流石に消費電力量は減るだろうと思うからだ。
誤魔化された数値で二酸化炭素の排出量が削減されたなどと発表するのが懸念の1つ目。
2つ目は、風力発電を設置、固定するための岩盤層まで達する脚だ。
風力発電の風車が回転する振動が岩盤層に傷を付けるのではないかという心配だ。
岩石の掘削では僅かな穴を開けて、そこに膨張する楔や爆発物を入れて岩石を割る。
風力発電がズラッと並んで、24時間岩盤層に振動を与え続けるとした場合の安全性はどうなのだろうか。
仮に検証したとするにしても、その検証方法の信頼性はかなり低い可能性がある。
何かをやるためには、安全であるとでっち上げる必要があり、何かをやるのは、それが必要だからなので、安全根拠がでっち上げだとしても構わないのだ。
それが本当に安全だと保証できるのかという質問はとおらない。
安全ではないことを証明しろと言われておしまい。
悪魔の証明を求められる。
なので、人は未来の子孫たちのためという、それほど真剣に思ってもいないことを理由に無茶なことをするのだ。