未曾有の株価急落

先週末の下落と合わせて、3営業日で日経平均株価が7600円以上値下がりした。
40000円を超えて、更に強気の展開を語っていたのは証券会社筋のアナリストだったろうか。
株安は世界的動向だけど、日本の場合円高が重なっているので、40000円を支えていた輸出企業はさらに株安材料が重なっている。
だが、この暴落で儲けている投資家達も多い。
日本政府が円安対策で介入した為替操作の資金はほとんど海外投機筋に食われている。
そして今回は、日本株の暴落でカラ売りが浴びせ続けられる限り、平均株価の底は打たない。
多分、30000円が攻防線になり、暫くはこのラインを挟んで、良いように投機筋に喰い荒らされる。
日本株は喰い荒らされて、半年ほどかけて30000円後半まで値を戻すとは思う。
もっとも恐れるべきは、上げてしまった金利と、国債発行残高、税収の激減のトリプルパンチで日本がデフォルトと判断されることだ。
そうなると、日本はあらゆる輸入物資が入手困難となり、餓死者が出ることになりかねない。
日本で就労しようという海外労働者などいなくなり、あらゆる産業が維持できなくなる。