日経クロステックのメルマガでなぜプログラミングを開発と呼ぶのかという記事が書かれていた。
ソフトウェアを生産物として捉えるならばプログラミングは開発ではなく、製造だ。
ただし、この記事が100%正しい訳ではなく、プログラミング工程のことを製造と呼ぶ企業も少なからず存在する。
だが、プログラミング工程を開発と呼ぶ企業も存在するのは確かだ。
その記事では設計、開発、テストとするのがIT企業であり、この工程は他の業界からはとても違和感を感じるとされていた。
設計、開発、製造、テストが普通だろうということらしい。
では、ソフトウェア製品の開発においてどの工程が具体的に当てはまるのか。
設計は要件定義が該当するだろうか。
開発は基本設計、機能設計、詳細設計が該当するだろうか。
製造がプログラミングに該当すると言えよう。
モノを作る企業では、開発が肝心で製造とテストを誰がやってもできるようにする事かもしれない。
ソフトウェアにおいては、どれだけ詳細な設計書があったところで、プログラミングは誰にでもできるわけではない。
とはいえ、いずれAIが詳細設計からプログラムコードを作れるようになるのは間違いないと考えていて、そうするのが日本のITが世界の覇権を握ることのできる可能性の一つだと思うのだ。