日本のITレベル推して知るべし

日本のITベンダーの二大巨頭はNTTデータと富士通だと考えている。
異論もあるだろうが、純国産ベンダーに限ればこの2社が最大規模と言っても良いのではないだろうか。
NTTのサービスを契約している場合、請求処理はNTTファイナンスが行う。
請求書はファイナンスが発行して、利用金額明細はNTTが発行している。
金額確定でそれぞれからメールが送られてくる。
ファイナンスが先に届いて、NTTが1日ほど遅れて送られてくる。
NTTの利用明細がファイナンスの請求書よりも詳しくない。
経理上はファイナンスの適格請求書を使うので問題ないが、なんのために明細と称して役に立たない資料を送りつけてくるのか意味がわからない。
技術力云々で考えても、世界から数歩遅れてしまっていると考えているのだが、それに加えてUIが全くなっていない。
お客様回線番号というのを入力させるのも全くいただけない。
これは電話番号ではなく、NTTが管理している電話番号と紐付けるための番号でこれがわからない人は契約書類や請求書を確認しろと言う。
これが使いやすいと考えているかどうかはわからないが、わざわざわかりにくいUIを提供する時点でレベルが低いと言わざるをえない。
日本のデジタル赤字が解消されることが万が一あるとすれば、デジタル鎖国して国内ベンダーのみがレベルの低いサービスを提供して、国民がそれを甘んじて利用することにマヒした時だろう。