自公連立与党が衆議院で過半数をとることがてきなかった。
総理指名では決選投票が行われるのはほぼ確実だ。
立民の野田か、自民の石破か。
通常投票では、各政党が自党の党首に投じるので票が割れるため、過半数の指名を受けないために決選投票となる。
国民民主党は、どちらとも連立しないとしており、いわゆる是々非々で問題に対応すると代表の玉木は言っている。
だが、議会制民主主義において、少数派の意見は正直あまり力を持たない。
是の時は党の意見と一致したと喜べるが、非とする場合に多数派の意見は覆らないからだ。
政権を取れない政党が存続することは重要だが、今まで消費税アップや、社会保障の減額、防衛費増加に反対したところで、単独過半数政党の思うがまままに政策は進められてきている。
いくら、今まで反対してきたのだと言ったところで何も変えることはできなかった。
是々非々対応するならそれはそれで良い。
だが、自民党議員が閣僚となり政策を進めようとする時に、是々非々対応を貫くのか?
それが疑問なのである。