裏金議員が僅差で小選挙区を制した富山一区。
TVの街頭インタビューで、他の人に国会議員になられてもどうかなと思ったので裏金議員に投票したという人もいれば、富山一区の結果は全国に対して恥ずかしいという人もいた。
緩やかに真綿で首を絞めるような犯罪に対して、富山一区の人間は寛容なのだ。
その結果が裏金議員を国会に再度送り込むという結果となった。
前回、民主党が政権を取ったとき参議院選挙では自民党候補が落選した。
彼は裏金議員の一人なのだけれど、その時は裏金を受け取っていたかどうかはわからないが落選した。
他の人に国会議員になられてもと言った人はその時に落選した裏金議員に果たして投票したのだろうか。
彼は政権与党に投票したいだけで、立候補者の顔は見ていない。
そんな考えの人は少なくないだろう。
兵庫から出馬し当選した西村議員は自民党員停止処分であるにも関わらず、多くの支持を得た。
果たして富山一区の裏金議員は自民党候補でなくなったとしても当選することはできただろうか。
私は富山一区で当選した彼のことを、裏金議員としかこれからも呼ばないだろうな。
裏金議員は全部で85人。
単純に人口比率で換算すれば富山は0.85人だが、2人もいる。
代わりのクリーンな自民党候補を立てられないのも人口減少のせいなのかね。