自宅のガレージに停めてある車の屋根にカラスの足跡が付くようになった。
カラスが止まることを防ぐ方法として、ガレージの柱の間に釣り糸を張った。
糸はごく細いものだが、カラスの習性では、羽に何かが触れるのを極端に嫌がる。
羽を傷付けてしまうと、生死に関わるからだ。
鳥獣保護法が無ければ、トラップを仕掛けて駆除したいところだ。
富山市などは檻の罠でカラスを捕獲しているが高岡市では追い払うとか、ゴミの始末をキチンとしましょうとか、絶対数を減らす対策としては消極的だ。
カラスの被害は農作物だけではない。
糞の臭いが酷い地域もあり、とてもじゃないが、移住検討者がそこに引っ越して住もうとは考えないだろう。
行政に問い合わせれば、他にもそういう地域はあるし、鳥獣保護法があるから積極的な対応はできないと言うんだろうな。
ならば、何故富山市は駆除ができるのだろうか。
おそらくそれは金の問題だ。
新幹線の駅のために借金を増やしまくった行政と市議、市長の後始末は市民につけが回っている。
財政健全化計画についても、今ではさほど騒がれない。
お笑い芸人で県議になった御仁の実家の近くの糞害なのだが、何もしそうにない。
彼は次期高岡市長選挙に出るとか出ないとか。
今までは圧倒的得票で当選したが、何もできない議員を市長にしたところで何が変わるのだろうと考える人は少なくないだろう。
かと言って、ビジネスクラスの市長を再選させるのも腹立たしいし、若者が投票に行く気が無くなるのも理解できる。
人材の貧弱さを思うと、信長の野望という戦国シミュレーションゲームを思い出した。
越中の大名から全国制覇することは容易ではない。
大名の能力値も、武将の能力値も低い。
勝利するためには、隣国である加賀からそこそこ優秀な武将を捕まえることから始めるしかない。
優秀な人材は一体どこに必要なのか?
最優先は行政の長が優秀でなければ、いけないと思うのだが。