冬の備え

時々、原始時代に冬を迎えるための準備を想像する。
社会的な集団生活はあったのだろうか。
猿山の集団みたいなものがあったことは想像できる。
共助はあるだろうが、現代の社会概念みたいなものがあったとは考え難い。
仲間を殺したら、ペナルティがあったであろうことも想像はつくが、どこまでがセーフでどこからがアウトかは想像できない。
食料の備蓄は最優先事項で、居住空間の暖のための燃料の確保は困難であり、少しでも暖かい地域に生活基盤を持とうとしたであろう。
そうなると、北海道にいたアイヌ民族はどのように生き延びてきたのか。
生存条件はかなりシビアなものだったろう。
生物学的に強く、病気を持たないことは生き延びるための最低限の条件だ。
原始時代では真っ先に死亡してしまうという妙な自信はある。