現在の日本人で中国の技術やサービスが世界有数だと考える人はどのくらいいるだろうか。
何故こんなことを書くのか?
かつての日本の家電メーカーが世界一だったと考える人は若い世代にいるのだろうかと疑問に思ったからだ。
例えば、日本メーカーのTVを買おうと思っても選択肢は少ない。
REGZAを選んだ場合でも今では中国メーカーで、ソニー、パナソニックくらいしか選択肢は無いと言える。
かつて、日本の家電メーカーがしのぎを削っていたことを知っているのは今時の高校生では少数なのでないか。
今はまだ中国の製品に発ガン物質が基準値を超えて含まれているとか、バッテリーが火災を起こしたとかのニュースが忘れない程度に流れるので、中国製品は信頼には足らないという認識が日本人の中には存在する。
中国ではなく、韓国の家電については私の若い頃にLGのTVという選択肢は余程お金が無い人が選ぶ製品だったが、今では普通に選択される製品として認識されている。
このままだと、いつか日本製品を買うのはお金があるもの好きだけで、コスパ良い製品は韓国、中国、インドの製品というターニングポイントが訪れるかも知れない。