生産コストの上昇や、気候の問題で野菜が高い。
大概の場合はその野菜の主力産地が収穫期になれば値段は落ち着くはずだが、生産コストの上昇は全国共通なので、高値のまま推移している。
白菜などの冬野菜で鍋を食べようとしても、白菜が高いのでモヤシや工場生産となっているキノコ類を増やして白菜の量を減らす状況だ。
野菜が高騰すれば、ビタミンなどの不足はサプリで補えば良いじゃないかという方もいるだろうが、そのサプリも値段は上がりつつある。
日本人の平均寿命はいずれ短くなっていくだろう。
医療技術が進歩したとしても、費用が高額になれば治療を断念せざるを得なくなるケースが増加することは容易に予想できるし、今のままの政権運営では高齢者を支えることは難しくなり、生活困窮者のためと称して死ぬ権利を認めるようになるかもしれない。
たかが、野菜ではない。野菜すら高いなと購入をためらう人が増加することが、重大な問題だろう。