木村拓哉と中居正広

どちらも、何かしでかすと大きな話題となってしまう人。
昨年末から、中居正広は女性に対する9000万円の示談金問題で叩かれ、レギュラー番組は全て無くなってしまうのではないかと言われている。
一方の木村拓哉は昨年の西田敏行氏の逝去に対するコメントで、人間に対して使わない言葉で冥福を祈ったとしてバッシングされた。
この2人に対するバッシングや批難には大きな違いがある。
中居正広の件は、彼の行為に対して女性の合意が無かった犯罪行為である。
一方、木村拓哉の件は彼に教養が無かったために発した言葉に対するバッシングであるということ。
どちらにも共通するのは、芸能界に長くいることに対して振る舞うべき態度だけは守ろうとしていることだろう。
私が感じるのは、芸能界の先輩として後輩に対しては毅然とした態度を示すべきだと考えるあまり、不必要に偉ぶってしまっているなと言うこと。
いずれにせよ、客商売なのだから不快な思いをさせた時点でアウトなのだという人もいるだろうが、そんな行為の片棒を担いだメディアにはお咎めが無いことはどう考えるのだろうか。