フジの中居正広女性トラブルの端緒となった文春記事。
この中で、被害女性はフジの社員に誘われて被害を受けたとしていたが、中居正広に誘われたと訂正した。
一貫してフジは女性に被害が生じた食事会に社員は一切関与していないと主張してきた。
仮に、文春の訂正記事が真実だとしてそれがどうだと言うのだ。
問われるのは、社員が女衒のようなことをしていたことだけではなく、女性への性的暴行を行っていたタレントをその事実を知りながら使っていたことだ。
性犯罪者が何食わぬ顔でテレビに出演し続けることを容認していた体質が大きな問題なのだ。
したり顔で、文春の報道が与えた影響を考えると誤報でしたで済まされる問題ではないとのたまわる人がいる。
そもそも、文春は報道機関なのだろうか。
嘘っぱちばかり書いたものを出版してはいけないというのならば、政府による検閲が必要だが、それは表現の自由の剥奪になる。
全ての事象を記録するような社会になるしかないのかもしれないが、そんなことにはなかなかならないと考えているなら、それはたぶん大きな間違いだ。
AIがさらに進化して記憶領域の革命さがおきれば、完全監視社会は現実のものとなる。