無責任な言葉だが、この年齢になると自分がとか自分たちがとか、自分たちの世代がとか自分を含む集合体が今の世の中をさらに発展させようという気概はなかなかでてこない。
世の中は昔から見れば十分複雑になっていて、大きく変化している。
複雑なことを考えることは、年齢が高くなると億劫になる。
シナプスがビビッと連携しないなと言うのが実感できるからというのが、自分のモチベーションの低さの最大理由だ。
20年前なら、何とかしてやろうと思ったことも今のままでも良いやと考えてしまう。
そんなことを思ったら、老獪な政治家達はなんと野心が多くて精力的なことだろう。
言い方は偏見にまみれるが、悪いことをするにも色々体力も胆力も必要だ。
もしかすると、政治家が引退するのは、もう悪いことをやる体力が無くなってしまったと感じるときなのではないかとすら思う。
とにかく、今からもどんどん進化するIT環境で前線でバリバリやりたい気持ちは限りなくゼロに近い。
後は野となれ山となれなのだ。
ところで、若者たちは野心的でいるのか?