凍結路面

2025年2月の三連休の初日のこと。
この日は気温がかなり低くなり、路面凍結した。
その上に少しだけ雪が降った状態になっていた。
朝7時頃に近所のセブンイレブンにメルカリで購入したものの支払をするために、歩いて向かった。
普通に歩けば5分ほどの距離なのだが、慎重に歩いていった。
つもりだった。
国道の横断も、横断歩道ではなく地下通路から行ったほうが良いと思い歩いていくと国道の5メートルほど手前の緩い登り傾斜の歩道で見事に転んだ。
防寒着のポケットに両手を突っ込んで歩いていたのが、気づいたら空を見上げていた。
こんなふうな転び方をしたのは10年以上記憶がない。
立ち上がろうとすると再び転びそうになるくらいに傾斜した路面は磨かれたように凍結して、その上に凍結を隠すように薄っすらとサラサラの雪が積もっている。
雪道は危ないので歩道を歩こうと言っていたかどうかは定かではないが、経験的には、車道の端のほうが凍結していても磨いたような表面にはなっていないことが多いので、転びにくい。
車の通行量も多くないので、車道のはしを歩いて地下横断道を使って国道を渡りコンビニにいった。
コンビニなどでは融雪のために水を流していることが多く、天然のスケートリンクかと思えるくらいにピカピカツルツルになっていることもあり、慎重に店内に入り、用事を済ませた。
さあ帰ろうと店を出たところ、正面の駐車スペースで再び天を仰ぐ転び方をした。
わずか5分ほどの間に2度も転ぶなんて、ついてない。