駅前の交差点には駅ロータリーに右折で進入する車のために右折信号が付いている。
右折信号が青になって駅に進入しようとすると、対向車線から左折で駅に進入して車がけっこう多い。
こちらは右折信号が青なので、対向車線の信号機は余裕をもって赤になっているのだと思うのだが、こちらが青になって進入しても対向車線から左折してきて衝突しそうにることもある。
そんな場合、ブレーキを踏むのは何故か右折するこちら側で相手方が停止したことは無い。
もしもこちらがパトカーなら、相手は急ブレーキを踏んででも停車するのだろうが、右折車よりも左折車が優先だとでも思っているのだろうか。
双方が進行可能ならば、左折優先なのは理解できる。
でも、富山の運転者は交通ルールで優先を決めるわけではない人がとても多い。
狭い見通しの悪いカーブでもそうだ。
センターラインがなければ、道路のどこを走行しても良いと思っているのだろう。
自分に都合の良い運転が最優先で、それで事故さえ起こさなければ問題ない、警察が介入さえしなければよいと考えているドライバーの多いこと。
富山県警は横断歩道に人がいる場合に富山県のドライバーが停車しない率が富山県が断トツトップだったのを受けて、取締強化に当たった。
その効果もあって、ワースト1位からは脱することができたが、それは停車しない車両が多いとされる場所での取締を強化して、その場所での停車率を高めただけなのではないかと思っている。
普段の運転時でも、横断歩道前に歩行者がいても車を停車することはほとんど見かけることなどない。
つまり、ここは警察が取り締まる場所だから気をつけようと、普段からそこを通行しているドライバーが認知しただけの話で、そのドライバーが他の横断歩道で歩行者が渡ろうとしても、停車などするだろうか。
停車率の高い県からの観光客が地元の感覚で横断歩道を渡ろうとして、車にはねられる、もしくははねられそうになる、そんなことがあったらどうだろう。
そんなところに移り住んで子育てをしようなどと考えるだろうか。
むしろ、超高齢者が住民票を移さずに住んで信号無視の車にはねられて死亡する当たり屋みたいなことを始めるのが密かに増える可能性だって、こんなに住みづらい世の中では起こらないとも限らない。
ダークな県として一番住みたくない県だとか、一番出ていきたい県のアンケートがあったなら、どこが一番なんだろうか。