高岡市が土地を取得

高岡駅の南側の旧商業施設跡地で現在はコインパーキングとなっている土地を高岡市が購入した。
正確には、市が直接購入したのではなく市が100%出資している土地公社が購入した。
用地を何に使うかが明確に決まっていないのに、だ。
今時点で購入した理由は、分割されて販売されてしまった場合に全用地の取得が困難になることが想定されるからだそうだ。
この場所に庁舎を移転するとかになることが前提なのだろうが、その建設費用もいくらかかるのかとか具体的な話はどのくらい進んでいるのだろうか。
はたから見れば、売り切れそうだから使い道は決まっていないが買っちゃうことにしたということだ。
首長は在職期間中に目に見える形の何かを残したいのだろうが、新幹線誘致の際の大規模ハコモノ支出の二の舞はマッピラごめんだ。
頭の中には何か作りたいものがあると思うのだが、費用対効果で納得できるものなのかが不明だ。
ジャッジするはずの市議会議員も財政破綻を起こしそうになった新幹線の時と大して顔ぶれは変わっていない。
財政破綻となりそうな時には、時に声を潜め、時にやり方を大声で批判する考えの浅はかな、立派な議員達が同じ過ちを起こしたのかも知れないと思うと寒気がする。
だが、それもこれも市民の自業自得なのだから何とも言えない。
万が一にも、購入した土地が塩漬けとなり、処分売却となった際に購入費用から数千万円とか下がっていたら、市長と市議に損失を補填してもらいたい。