富山市長と富山市議のダブル選挙が始まった。
現職市長と共産党の推薦候補による対決となった。
前富山市長である森氏が進めたコンパクトシティ構想で富山駅中心部は大きく発展したと言ってよいだろう。
後任の藤井市長は路線を継承した市政を進めている。
対抗候補はコンパクトシティ構想で地方部が取り残されたとして、市全体を発展させる必要があるとし、財源についても税金の使い方を見直すことで確保できるとしている。
富山の人口減少は避けられない。
そんな状況の下で県内最大の面積を持つ富山市全体を発展させると言うのは、本当にできることなのだろうか。
仮にその言葉を信じて共産候補が市長となった場合、在任期間にリソースの有効投資はされずに、大して効果の無い中学校の給食無償化とか、上下水道の値上げやゴミ収集の有償化を止めるとか、人口減少を止めるには弱すぎて、市民の幸福満足度も高まらず、市民全員で貧しさを分かち合えばいいでしょという自己満足と言うか党の満足のために失われる数年間が発生する。
一方、市議選については前回政活費の不正利用で落選した市議たちが再び立候補する。
落選したことで責任を果たしたと考えての立候補だろうか。
恥知らずにもほどがある。
そして、そのうちの何人かは市議に復活するかも知れないと言うのが恐ろしい。