北日本新聞には毎週木曜日の朝刊に富山県内の地域別釣果情報が掲載される。
お隣の石川県の情報もほんの僅かだが掲載されるのたが、新潟県については情報が掲載されない。
釣果情報のネタ元は釣具店で、大手のチェーン店だったり、個人経営の店だったりで、毎週決まった店が情報提供しているわけではない。
大手のチェーン店では顧客の釣果情報だけではなく、釣り好きの店員の情報も含まれる。
個人経営の店では顧客は釣れたときしか情報をお店に伝えないだろうし、常連さんに限られる。
もしかすると、餌を買いに来た常連さんに何を狙うのか聞いて正確な情報をあげていない可能性もある。
ただ、個人経営の店もチェーン店の店員情報も釣り人はそこそこ釣りが上手い人からのもので、それを見て少しくらい釣りが好きな人が行っても釣れるかどうかはわからない。
それに、本当に釣れた情報の場所などが正確にはわからない。
一方でYouTubeで釣りの動画をアップしている人も多くいる。
こちらは、地元の釣り人なら釣っている場所がわかってしまう。
そのため、人気の釣り物が多く釣れたと言うような動画がアップされるとたちまちその釣場が混雑する。
かく言う私も昨年末にアジ狙いでコノシロだらけだった場所はネット動画で場所を絞り込んだものだ。
冬だと言うのに釣場は大混雑。
駐車場も台数が限られているので路上駐車の車も多くなっていた。
最近よく行っていたポイントの常連さんもあの場所はネット動画が上がってから釣り人だらけで思ったより釣れない状況が続いていると言っていた。
ネット情報は便利たが、限られたリソースを大勢で荒らしてしまいには釣り禁止とかそんなことにならなければ良いのだけれど。
太平洋側では釣場へGOとかで、漁港での釣りのルールを明確にして、有料で釣りができるようにしている。
人気釣場はそんなふうに守ることも大切なのだ。