農水大臣更迭

支援者からもらう米が自宅には売るほどある。
もらった米には黒い粒や石が混じっている。
このふたつで農水大臣が更迭されることになった。
だが、この処分はすんなりとは決まらなかったようで、朝刊には一面で更迭が書かれていて、2面には大臣は辞任の意思を否定と書かれていた。
何れの発言も国政報告会で話した一部を切り取ったものなので、報告会のストーリーを捉えればそれほど違和感の無い発言だったのかも知れないが、今や米の暴騰はトレンドワードなので、批判的な人からは発言の一部が切り取られてしまう。
不思議なもので切り取った言葉が一文字ずつで、国民は愚かなんですとかだとそれは発言の趣旨とは違うフェイクだとなるが、一文として成立している内容だとフェイクだとはならない。
当人が国民が本当に困窮しているかを知り得ない立場なのだから、こんな事を言ってしまったとしてもその時にはマズイ事を言ったなどとは思いもしない。
そもそも、議員の周りと言うのはおこぼれを預かろうとする取り巻きが殆どで、国政報告会と言っても支持者が大多数。
しかも、困窮している支持者など報告会には出るわけなど無いし、国民の声など大臣に届くわけもない。
仮に届いたとしても、支持者からの陳情で、自分に不都合でも生じない限り真剣に何かしらしようなどと思うわけがない。
更迭後の後任には小泉進次郎が就くとされているが、米が高くて食べられないなんて思いをしたことがない人がトップになることに変わりはない。