炙って鴨

スズメダイは釣り人に嫌われている魚だが、九州のほうでは炙って鴨と呼ぶところもあり、うまい魚とされている。
一度食ってみたいと思っていたが、どうせ食うなら旬がいい。
調べてみると6月くらいが旬のようなので、鯵釣りのついでに釣れたスズメダイを持ち帰って食べてみた。
炙って鴨はたっぷり塩を振って一晩おいたものをなるべくパリパリに焼く。
その時魚は鱗も内臓も取らない。
ただ、エラだけは取らなければいかないようだ。
食った感想は、確かに美味いがなるべく大きな個体だけを持ち帰って食べるようにしないと、可食部分がかなり少ないので、駄目だ。

何だかブルーギルみたいで美味しそうではなかったけど食わず嫌いは駄目だね。
未利用魚を食すのは釣り人の特権のひとつ。
そこそこ釣れて調理も楽で美味しい魚なら未利用魚大歓迎。