撒き餌テロ

能登島海釣りセンターに近頃はハマっている。
6月1日に鯵狙いで行ってきた。
夕マヅメ狙いで午後からの釣行。
黒鯛狙いの釣り人がボチボチいる。
この釣り場はチヌも居れば鯵もいるので、いろいろな釣り人が混在している。
餌が豊富に撒かれるので、スズメダイが大量に居着いている。
ここの水深は10メートル近くあるので、スズメダイがどれだけ湧いてもボトムの鯵狙いなら影響が無いと思っていたが、サビキカゴからこぼれる撒き餌を追ってボトムまで追いかけてくる。
仕掛けの投入点近くにスズメダイがいなければ、ボトム付近でスズメダイが釣れることはないのだけれど、一旦投入点からスズメダイに付きまとわれてしまうと、もはや鯵が釣れるのは奇跡に近い。
チヌ釣り師が撒き餌を撒くのは仕方が無いことだが、足元サビキの近くにまで撒き餌を広範囲に撒かれてしまうと、もはやボトムの鯵を狙って釣るのはサビキでは困難になる。
このことを撒き餌テロと呼ぶことにした。
それでもボトム付近に鯵が回ってくればサビキ針だけでも何とかならないかと思ったが、やはり見切られてしまうのか釣れない。
オキアミをサビキバリに付けて、コマセカゴは空で狙えば、アジがいれば食ってくることはわかった。
でもそれでは回遊鯵を、足止めすることはできないので効率が悪い。
全くもって撒き餌テロには参った。