雨が降らない。
7月の地元の降水量は平年の6%。
上水道の供給ダムの水量についての報道は聞かないが、いつ給水制限が出てもおかしくはない。
小学生の頃に富山県は冬に山間部に積もった雪が水源となるようなことを聞いていた記憶がある。
大人になった今では、そんなことないだろうと思うのだが、地面に雪解け水が染み込んで伏流水として安定的な水の供給をするのかなとも思ったりする。
農作物にとってはかなり厳しい。
今年のコメの収量は前年比で数十万トンの増加と言っているが、少雨は全国的な傾向なので出穂時給に水が足りずに収量が減ることも考えられる。
となれば、米の高騰の原因となる買い占めはあり得る。
価格高騰に一定の効果があった備蓄米の放出も来年にはできない。
関税を引き下げて米の輸入を増やすことで対応するのだろうが、一定量以上の輸入でなければ効果はない。
安価な輸入米が増えることで、ダメージを受けるのが買い占め業者に限られて買い占めのために高くなった買い取り価格で生産者が潤えば良いのだけれど。