phpのバージョン

現在phpのバージョンは7系。
7.3が最新のstableリリースだろうか。
7.2のセキュリティサポートは2020年の11月終了。
7.3は2021年の12月だ。
phpの場合、nginx+fpmだと7.2から7.3のバージョンアップも面倒くさい。新規で7.3を入れて、そちらを使うようにする。
php連携はtcp portでなく、linux socketの方が速いのだからこちらを使う方がいいというのが定説ではあるが、仮想マシンの場合、どちらも実際にはnamed pipeを使っているのではないかしらと思ったりもする。
tcp portとは言っても、宛先がlocalhostとなっていれば内部ループバックなので、遅くなる要因というのは、パケットヘッダの分だけ通信量が増えたことだけになる。
確かにtcp packetのヘッダサイズが数バイトしかないというわけでは無いが、鬼のようにアクセスがあるサイトでそれを余裕でさばけるcpuとmemoryが潤沢にない限り、phpモジュールとの通信の嵩増しなど誤差とも呼べない。
phpがweb上のコードの80%だかを占めるとか、そんな記事を読んだ。
pythonが注目度の高い人気言語だが、まだまだcmsの主流コードになるには程遠い。
プログラム言語のバージョンアップはあって当然だが、下位互換のないバージョンアップはやめてほしい。
せめて廃止モジュールはラップして互換モジュールの呼出しくらいはしてもらいたい。
phpが年1でサポート期限を迎えるのは、バージョン管理ツールの向上と普及の産んだ弊害とも言えるか。