パナマ船籍ではあるが日本企業のタンカーが攻撃された。
ニュースサイトでは被害を受けた船が複数あることや日本の国旗を上げていないのだからということを理由に、日本の船舶を狙ったわけではないと言う意見も多くある。
旗を見て攻撃するかどうか決めるなんて戦国時代時代の海戦じゃあるまいし、納得している人が少なからずいることにも驚く。
最大の問題は誰から攻撃されたかという事実であって、それを知るために動機から推測するなんて、刑事ドラマみたいなことを語る人が多いのにはため息が出る。
驚いたのは自衛権が発動されないこと。
誰から守るかわからないのに自衛権は発動できないという理由?
それとも、乗組員が日本人ではないからか?
誰も危機感が無いのか、報道の扱いも小さなものだ。
この事件を受けて、原油の先物価格が上がる。
国内ではガソリンだとか灯油だとか、そういったものの価格が上がる。
生活が苦しくなるなと思う人もいれば、許容範囲とあきらめる人もいる。
平和な国だと済まされるのか。
明日からアメリカの植民地ですと言われても半分くらいの日本人は、はいそうですかと受け入れるのかも知れない。
大切なのは自分のことであって、自国のことでは無い。
でも無国籍では困るので、文句を言わない代わりに国には自分のことを守ってくれて今の暮らしをキープして欲しいってところか。
政府の対応、世論の反応、どちらも気になる。
まぁ、平和ボケした国だから米国属国なのにテロの犠牲にならないってところもあるか。
痛し痒しですね。