最初の会社員のときに、諏訪出身のヘビメタ好きの後輩がいた。
その時に、御柱祭には是非一度行って下さいと言われた。
残念ながら、行ったことはない。
今回、諏訪大社の本宮。春宮、秋宮とお参りに行った。
それぞれ、4本ずつの御柱があることを初めて知った。
御柱は社の四隅に配備されるので、1の柱、2の柱はわかり易い場所にあるが、3と4の柱はチョットわかりにくい場所にある。
地元ボランティアのような方に説明を受けなければ、気付かないままだったかも知れない。
戦国時代に建立された寺社仏閣は、方位学を重んじて、向きが決められていることが多い。
御柱は、その木を切り出して運び入れる方の鳥居が正門に当たるそうだ。
本社は大きな鳥居が二箇所あるが、八ヶ岳に向かう鳥居がそれに当たる。
駐車場の場所がある方が正門かと思ったが違っているそうだ。
こういう、情報はありがたい。
蛇足で、個人的な考えだが、大きな寺社仏閣は強大な戦国武将がいる場所で転封されていない時代に長い間その地を治めていたことが重要なのだと思っている。
諏訪大社は武田信玄の支配の下で、山梨の浅間神社や、諏訪大社が建立されたのだろう。
富山にもその地の豪族からなった大大名がいれば、おおきな寺社ができていたかも知れない。
そんなことを思った。