必要なロープの巻取り量がとれないので、いろいろやってみたがどうすれば良いのかわからない。
最初からリコイルのプーリーに長めに巻きつければいいのではないかと考えた。
リコイルをケースから外すときに悲劇は起きた。
ボヨーンとバネが飛び出した。
12000なんて払いたくないので、グリースでベタベタになっているバネを手でリコイルにおさめていく。
幸か不幸か、かなり古い耕運機なので新品のバネほどには広がらないので素人の自分でもバネを収めることができた。
バネ収めたリコイル本体は回転する側。
引いたロープがバネで巻き戻されるには、バネの片側は回転しないケース側に固定されないといけないが、その方法がわからない。
ユーチューブでは海外の人がバネの交換方法のビデオをあげているので見てみることに。
やっているのは新品のバネを広がらないように巻き取ってリコイル側に収める方法だけ。
バネの形状とケースをよく見ると、ケース側の回転中心となる軸の外側にガイドがあり、バネの終端が引っかかるようになっている。
分かった。
ロープをリコイルから取り外してリコイルをケースにセット。
ロープが引かれて回転する方向にリコイルを回していく。
テンションがかかってリコイルは戻ろうとするが、カチっと音がしてテンションが無くなる。
テンションが一定以上になるとバネを引っ掛けるガイドからバネが外れるようだ。
終端を見るとテンションがかかると、ガイドから外れる方向にバネが捻れるようだ。
プライヤーでネジの終端を補正して、テンションが高くなるとガイドから外れないように修整してうまく行った。
必要なロープが巻き取られるように、リコイルを空回転させた状態で押さえてロープをリコイルに固定。
ゆっくりとリコイルを戻して、ロープが全て巻き取られた。
ロープのハンドル側も固定して、交換完了。
耕運機に取り付けてエンジン始動。
かかった。
これで玉ねぎの畝が作れる。