緊急事態宣言

WHOが新型コロナウイルスに対して緊急事態宣言を発動した。
世界の感染者数は1万人を超えた。
2019年12月31日時点で判明していたのは27名。
1000人規模の病院を新設すると発表された時には大袈裟だと思っていたが、2月2日時点での感染者数は14500人。
日本では、25名の感染者となっている。
中国と同じように流行した場合、3月初旬には1万人を超える感染者がいることになる。
今のところ、死亡率は3%と言われているので、300名程が亡くなっている可能性がある。
発生源の中国での感染者数の推移がそのままこれからの日本にあてはまるかどうかはわからない。
衛生状態や、生活が違うから日本では中国ほどの流行とはならないだろうと、楽観的な見方を、している人も多いだろう。
まず、マスコミでの捉え方に危機感が感じられない。
不用意に危機感を煽るような報道も問題だが、地震がきた後の生命を守るための行動をして下さいというような感じはほとんど無い。
確かに、東日本大震災のときの津波であれほどの被害がでることを予想できていた人は少なかったに違いない。
今回のコロナウイルスの治療方法が見つからないまま、目に見えない驚異にさらされ続けないと、対策など考えないのかも知れない。
電車内でマスクをしている人の少なさには、驚きというより、呆れる気持ちの方が強い。
このパンデミックが夏になっても収束していなかったら、恐ろしいことになる。