誰もが、初めて自分の声を録音して聞いた時にはビックリしたことだろう。
ましてやそれが歌っている声なら尚更だ。
最近の若い人たちはどうなのかわからないが、大人になると自分の声を聞くことなんて無い。
仕事で、テープ起こしでもないが会議の内容を録音したものを聞くことがあった。
自分がホスト的な役割で進めたテレビ会議でのレビューの議事録を作るために聞いた。
本来なら、聞き手でいるだけの人が議事メモをとってくれるのが普通だと思うのだが、ワタシはパートナーと言うなの外注。つまり1番下っ端なので、誰もそんなことはしてくれない。
でも、立場上仕方ないと思っている。
勝手なことを議事録に適当に書かれても困るので、渡された1時間半の録画ファイルを全部確認しなおす。
議事録には指摘されたことと、それの対応について書いていくので会議時間の倍くらいの時間がかかる。
その後ベンダーに至急確認しなければいけないことをまとめてメールで投げたりでなんだかんだとさらに時間がかかった。
雑務から、設計までやらさせてもらっている。立場上仕方がない。
本題に戻ろう。
数十年ぶりに、自分の声を聞いた。
そして、怖ろしいことに気付いた。
詳しくは書けない。
自分にしかわからない心の声が録音されて聞こえているという話だ。
あぁ怖ろしい。